なぜ7年経った今このブログを立ち上げたのか
身も心も、そしてPCもカチコチに凍っているハナコです(笑)
皆様こんばんは。
今日は運よくPCで入室することが出来、ポチポチと文字を打っています。
やはりPCが良いですね(^_^)でも、時折言う事を聞かなくなります…「下書きを更新する」をクリックすると、切断される…そんな感じです→でも、時間帯でしょうか、完全に繋がらなくなり、今はケータイで操作しています(^^;)
更新もままならず、皆様の所にもなかなかお邪魔できず、申し訳ありません…m(__)m
そんなハナコから皆様にお知らせです
当ブログに掲載された出来事は、一応前回の出来事で終了です。
タイトルにあるように、なぜ7年も前の事を今になってこのような場で公開することになったのか…少しだけ皆様にお話しさせて頂きたく。
タロウと知り合ったのがちょうど7年前になります。その辺り、かなりうろ覚えでですが(^_^;)
終盤あたりから、タロウとのメールのやり取りを記事に上げていました。
なかなかリアルな内容だったのでは?と思いますがいかがだったでしょうか?
実は、あれは殆どが本当に二人が当時送受信した内容のまんまなんです。
別れた後になりますが、私は携帯(当時はまだガラケー)の中にあるアドレス帳やブックマーク、メモしておいたもののバックアップを取る際、メールの送受信歴も一緒に取っていました。
おそらく、当時タロウとの記憶というか、思い出にとわざととっておいたのだと思います。
でもそんなことはすっかり忘れていました。
それが、あることがきっかけでタロウとの当時の出来事を思い出す事となります。
う~ん、このブログを立ち上げる1っカ月ほど前でしょうか、SDカードに記録しておいたこと自体を思い出し(カードを引き出しに保管していました)その送受信メールを全て読み返すハナコ。
涙がポロポロ…止まりませんでした(/_;)
そして、タロウとの色んな出来事、忘れていた記憶でしたが、一気にフラッシュバクしたのです。
自分でもちょっと驚いています(笑)こんなにも鮮明に思い出せるものなんだなと。
実は、タロウとあの時別れてからというもの、本当にタロウは他県へ転勤になりましたし、「もう会わない、メールもしない」ときっぱり言われてしまいましたから…本当に連絡はありませんでした。
私はそれから彼を忘れるために、仕事や友人、家族との記憶、思い出へと少しずつ書き換えていきました。
頑張りました。しかし、4年ほど経ったある日、タロウから連絡があったのです…過去の話だと言っていましたが、微妙にそうでもないことになっていました。
それがこのブログを立ち上げるほんの少し前まで微妙なままだったので、私はこのままじゃいけないなと思いタロウとは本当にもう会わないと心に決めました。
私は、私の想いをタロウに知って欲しかった。同じくタロウの気持ちも知りたかった。
でもたった1ページのメールじゃとても伝えることは出来ない…タロウの今の気持ち、聞かせて欲しいと訴えても答えてはもらえなかった…
これは、ブログという形で思いをぶつけるしかないのかな?と思いました。
すべては、タロウにこのブログを読んで欲しくて立ち上げたものです。
でも、私のブログに関しての情報は一切教えることなく、でももうすでに公開していたので、そのことだけを告げ、「まだ私の事を好きでいて、会いたいと思ってくれているなら、探し当ててココまで来て!そしてコンメントしてね!」と書き残し、スマホを機種変しました。
キッパリのつもりが、やっぱりどっかで繋がっていたいと思いました、情けないですね…
私には漠然とですが自信がありました。
タロウはきっと探すだろうと。
タロウだけに読んでもらえればとの思いがあるのと同時に、何の情報も与えていませんでしたから。
どんなに検索を繰り返しても今のままじゃヒットするわけないよな…と、ランキングサイトに登録しました。
一時はランキング上位に(トップページに)上がることが出来たので、もし私の想像通りなら、もうとっくに目を通していると思います。
コメントを承認制にしているのもそのせいです。
まぁ、タロウからのコメントはありませんし、このブログを探すことすらしていないのかもしれません。
でも良いのです!自身、心の整理をつけるためでもありましたから☆
そして、結果ココへ立ち止まり私達の出来事を読んでくださる方々がいる。
コメントというツールでたくさんの方々と心通わせる事が出来ている。
今となっては、このようなブログですが…思い切って立ち上げることが出来て良かったと思っています(^-^*)
私的には、これからもこのブログを継続していけたらと思っています。
一応、まだ完全に終わってはいませんから(笑)
では、皆様体調を崩されませんように暖かくしてお過ごし下さい…(´▽`)ノ
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最後のKISS
それからというもの、タロウは時間を見つけてはメールで私と語り合った
ほぼ、家に居るとき以外…
タロウは、私と離れることを惜しんでいた。でもこのままではいけないことも、その文字から受け取ることが出来た
この職場から、タロウから離れると決断したのはこの私。
でも、やはり離れたくはなかった
ただ、タロウの姿を見る度複雑な感情が全身巡りに巡って溢れ出しそうだ
やっぱり、私には無理なんだろうな…
数日前からメールで、カウントダウンを始めるハナコ
一日終わる度に悲しみ、そして前を向いて歩いて行かなければとの決意を交互に引き出しながら、とにかく出来るだけ自分の気持ちをタロウにぶつけた
私の勤務最終日、タロウのシフトは夕勤(18:00~02:00)だった
刻一刻と時間は経過していく…
もうすぐタロウとも、この職場とも、よくしてくれた職場の皆ともお別れだ…
まだ随分早いのに、タロウが出勤してきた
少しでも長くハナコと居たい…そんな彼の気持ちが手に取るように分かった
幸い?仕事は全体的に忙しくしていて、私は残業を申し出た、あっさりO.K.してくれた
定時りなり、丁度1年、頑張った仕事が終了!日勤で帰る社員に別れを告げた
それから残業を黙々とこなし、社員であるタロウに作業が終わったことを報告した
私達は特に示し合わせたわけでもないが、二人自然にあの場所へ足を運んだ
二人、こっそりと、ひっそりと愛を確かめ合った秘密の場所…
最後の時間…
私とタロウは抱きしめ合った
目の前にタロウが居る、でももうすぐ居なくなるんだ…
やっぱり諦めきれない私は、タロウに言った
「もう、会えないの…?」
そしたら、タロウは何も言わず、コクリと頷いた
私は更に「じゃぁ、メールも…?」
タロウは同じく頷いた
そうか…もう、本当にこれで終わりなんだな…
どれくらいの時間が流れただろう、もう、帰らなければ…タロウを職場に戻さなければ
私は最後にこう言った
「タロウ、今までありがとうね」
笑顔で言うつもりだったが、どんどん涙が溢れた
周りには殆ど人が居ないことと、機械音が私を包んでくれた
私は、 タロウの胸の中で大声を出して泣いた
止まらなかった
涙と鼻水で私の顔はもう見られたものではなくなった
そんな自分の顔を想像したら、少し笑えた
涙と鼻水でグチャグチャな顔で、少し笑いながら
「ごめんね、こんなになるまで泣いちゃって…」
と言うと、タロウはすぐ私に背を向けた
目や鼻を拭っているようだった
タロウも、泣いていた
なんか、少し救われたようだった
下手すると私は単純に遊ばれていただけだったのかもしれない、ただのオモチャだったのかもしれない…
それが案外そうでもなかったのかな
ハナコ悲しみは、タロウの悲しみでもあったんだ
時間がないのと、そんな、鼻をすするタロウを最後に見られて本当に良かったと思った
帰りたくなんかないと思っていたハナコも、これで新たな一歩を踏み出す決心が出来た
が、最後の最後に私はタロウに言った
「タロウ、お願いがあるの。もうこれで最後だから…最後に…キスして…」
タロウはハナコにキスをした
とっても優しいキスだった
ハ 「ありがとう。じゃぁ元気で、頑張ってね!」そう言い、今度は私がタロウに背を向け、一年間お世話になった職場を後にした
それから数日後、あの職場で一緒に働いたメンバーは解散し、全員が他県へ転勤になると知らされた
同じ日本だが、もう会うことはないだろう…そんな距離だった
逆に、遠くに行ってくれることで諦めがつく。
ここで、ハナコは考える
もし、神様が私達を引き合わせ、そして引き離すのだとしたら、一体神様は何を言いたかったんだろう…?私達に、何を学ばせたかったのだろう…?
ハナコにとってタロウとの恋は、本当にドラマのようなものだった、不思議だった
夢の中で起こっている、現実のものじゃなかったのかも…
いや、紛れもない事実なんだ。
現実に起こったタロウとハナコの決して許されない恋は、こうして幕を下ろした
はずだった…
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その日まで
9月いっぱいで会社を辞めるつもりでいたが、会社側からは引継ぎの為10月8日までと残留を希望された
辞める理由を「就職先が見つかったから」と嘘をついた
本当のことなんて言えるわけがない
就職先が見つかったならそんなに先延ばしは出来ないだろうと、派遣会社の現場担当もせめてあと1週間!と、すがる思いだっただろう
ビシビシと伝わってきた
でも嘘なんです…すいません…
申し訳ない気持ちでいっぱいだった
私はタロウにメールでこう言った
ハ 「お願いがあるの。急に就職先が見つかったから辞める!なんてズルい言い方したから…どうしたらいい?今月できっぱり辞めるか、延長するか、タロウに決めて欲しいの。私の人生だけど…タロウ、少し狂わせた責任において…」
タ 「じゃ、延長するで。 狂わせた責任…」
ハ 「そうよ、責任よ。だって、私の心かき乱して挙げ句ポイッてするんだもん…無収入にするんだもん…延長すればそれだけ辛くなる…今だって…」
タ 「ハナコの心かき乱してポイか…確かに…俺最低だな…
ハナコが辛い思いするのが俺も一番辛い…でも、出来るだけ長く居たいんだ」
ハナコはこれで、大好きだったタロウを無くす
仕事を無くす
よって収入がなくなる
とても仲良くしてくれた職場の皆も…
全てが私の目の前から消えてしまう…
タロウの周りはそのままだ
ただ、ハナコが居なくなるだけだ
それが、一番辛いんだと
そう思わせたい惨めな自分が居る…
それからタロウは、時間を見つけてはハナコと最後までメールをし続けてくれた
その内容は、とても名残惜しそうで、寂しそうで、そしていつもと変わらず接してくれた
ハナコの心の中は辛く苦しいかった…でも、始めから分かっていたはず。
そして最後は私が決断したこと。
もうあと少しもないんだ。やっぱり最後まで笑顔で元気に行こう!最後は笑顔でお別れしよう!そう思った。ただ、自信はなかった
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