年下の彼は…

決して許されない恋でした…

タロウの想い

 
鋭い刃物のような彼の舌が


私の舌に絡みついてくる


私はまたハッとした


こんなに力強いキスもあるんだな




彼は緊張していたのだろう


その唇から、舌使いから


伝わってくる



私は、このキスで感じた



彼の私への想い


そして、彼の想いを受け入れたいという気持ちと共に、私もこの人が好きなんだと、心の高鳴りで実感した


ドキドキが止まらない




彼の胸に抱かれる


彼の鼓動も


とても早かった








もう、とっくに好きになっていた


でも、ずっと抑えていた


好きになってはいけないと


何度も何度も…






そんな、張り詰めた細い糸が


切れてしまった






「いいんですか……?」


 
私は全ての想いをこの事言葉に託した





「いいよ」







お互いを確かめ合うように


何度もキスをした









後戻りは出来ない


戻りたくなんかなかった



 
ここから、始まった


 
いや、あの時から


もう始まっていたのかもしれない…





私の彼は


一回り年下の





妻子待ちだ


 

 

 

 

 

ブログランキング投票。

 ↓  ↓  ↓


不倫・婚外恋愛 ブログランキングへ
ポチリとお願い致します。