年下の彼は…

決して許されない恋でした…

元カレの話③

 

マサルとは仕事を通じて会うことが増えていた



直接関わりはなかったが、職場に来たついでに食事でもという感じで、たまに二人で食事をするようになった。



10年以上が経って彼への恋心などとうに無くなっていたが、やっぱりカッコいいな☆


彼のする話は奇想天外なものばかりで、凄く楽しいし、心がホッコリする



彼は今、経営者となってバリバリ働いている


時に海外へも出張したりと、
とっても忙しくしていたためそう簡単に会える人じゃなくなっていた



そして…
 
マサルと別れたあの日から
 
あれよあれよと
 
20年が経過した
 


私はある時期、色々な事があり心が疲れていた



マサルと話が出来れば、少しは元気になれるかな…



たまたま彼の会社の近くに用事があったから、連絡だけでもしてみよう



そう思い、前日に連絡してみた




ハ 「明日近くに行く用事があるからお茶でもどうかなと思って。会える?」



マ 「あー、ごめん。明日は仕事が忙しくてどうしても抜け出せないんだ…」



ハ 「そっか。きっと忙しくしてると思ってたから気にしないでね。ちょっと、元気を分けてもらおうと思っただけだから」



マ 「会いたかったなぁ、残念。今度ゆっくり飯でも!絶対誘いますから」



ハ 「そうね、じゃぁまた今度ね!」



忙しそうだし、またしばらく会うことはなさそうだな…
 
こういう時は平気で数年、会わない(笑)



そんなやり取りがあった日からたった3週間後の夜



マ 「こないだのことがあったから、今からだったら時間取れるけど、話せないかなと思ってね」



ハ 「時間あるよ、大丈夫。でもお酒飲んじゃったから運転は出来ないな…」


マ 「分かった、じゃぁそっちに行くね」


ハ 「うん、じゃぁヨロシク!」



彼が迎えに来てくれることになった

 

 

 

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