そうだったんだ
職場では勤務時間の違いで話すことが殆ど無い。
同じ日勤の週でも、基本周りの目があるから。
メールでは少しの仕事の話とお互いに愛しむ気持ちを伝えるラブラブな内容ばかりだった
あんな事が起きて、私はタロウの私への気持ちがどんなものか初めて知った気がした
タロウは、ハナコが自分以外の人間と楽しそうに会話するのも嫌がっていた
仕事中、気付けば寄り添うようにハナコの隣にいたタロウは、そこに居たかった気持ちと周りの人間を寄せ付けない為だった
あの頃は不思議に思っていたが、やっと理解できた
メールでは少しの仕事の話とお互いに愛しむ気持ちを伝えるラブラブな内容ばかりだった
あんな事が起きて、私はタロウの私への気持ちがどんなものか初めて知った気がした
タロウは、ハナコが自分以外の人間と楽しそうに会話するのも嫌がっていた
仕事中、気付けば寄り添うようにハナコの隣にいたタロウは、そこに居たかった気持ちと周りの人間を寄せ付けない為だった
あの頃は不思議に思っていたが、やっと理解できた
そうだったんだね
私は、メールや言葉で好きを何度も言ってきた
でも彼ほどの想いを持っていただろうか…
何が起こっても、彼には家庭がある、絶対に一番にはなれないと…
その辺りの私の本音も
あのメールで全てぶつけた
ハ 「タロウには振り回されっぱなしだし、やっぱり都合のいい女?体だけの女?って…どうしても思っちゃうよ…」
タ 「都合のいい女とか体だけの女とか…そんな風に思ってるんだね…」
ハ 「そう思わせてるのは誰?」
タ 「ゴメン、それは俺が悪い…」
謝られた…
やはり一番にはなれないのだと
頭の中では分かっている
タロウの気持ちも、少なからず
いや、沢山伝わってきた
タロウもハナコのことが好きなんだ
客観視したら、奥さんと子供が居るのに何言ってんの?本気で愛する人がハナコなわけないじゃん!
でも、彼の怒りの感情とそれをぶつけるストレートな言葉に嘘はない、作ってるのでもない。
そう感じた
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