年下の彼は…

決して許されない恋でした…

満足感



まずは機械のメンテから。

 


ピッカピカに磨きあげるハナコ



「タロウさん、こんな感じてとうですか?」



少しでも近付きたい、沢山会話したい



そんな気持で声を掛けるが



コクッ



と頷いただけで去っていく…



でも、去り際にツンツンと脇を刺激され思わず声を出しそうになる



もぅ(笑)



次に、機械以外の場所をお掃除
 
 
黙々と作業をするハナコ
 
 
 
と、何やら不穏な影が…





私たちが動かす機械では、粉塵というものが出る



その粉塵を取り払う為に必要な機械に、圧縮空気を出すエアーダスターというものがあり


 
タロウが私に向けて真顔でその空気を出してきた



なかなかの威力があり、またやられた!とわーわー言っていたら
 
 
21歳太田君がその様子を見ていた


 

私に向かって「ハナコさん、楽しそう」と太田君。



やばいっ…
 
一応、嫌面をしていたつもりだが



「はぁ?冗談やめてよ、もう、タロウさんに何とか言って!」



……太田君はニヤついて笑っているだけ



もうすでに怪しまれているかもしれないな…



タロウは素知らぬ顔で立ち去る



私は一人気まずさを取り払うのに必死だった






しかしタロウはの心境は?




付き合いたての独身同士が秘密の恋を楽しんでいるかのような、そんな気分?



いや、私たちは違う



本物の“秘密の恋”



絶対にバレてはいけない、悟られてはいけない



絶対に



あの人にだけは…
 
 
 
少し冷やりとする場面はあったが、多分バレてはいない(汗)
 
 
そしてハナコは職場の隅々までタロウと一緒に掃除が出来たことに満足した、そんな一日だった


 

 

 

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