年下の彼は…

決して許されない恋でした…

独占欲

 


 タロウといるいつもと変わらない日常

 

 職場での接し方やそれ以外でするタロウとの事は、全く変わらない

 

 

 しかし、何かが微妙に違ってきている。

 

 

 タロウはなかなか会う時間が持てなくなっていた

 

 

 会社の外での密会場所はラブホテル

 

 それはそうだろうな、第一頻繁に会いすぎていたくらい…

 

 

 ホテルにかかるお金はすべてタロウ持ち

 

 バカにならない

 

 

 

 あと、これも過ぎるほどだったメール

 

 こんなにも頻繁に…大丈夫なのかな…?

 

 

 

 私ははじめからなんとなく不安を覚えていた

 

 

 タロウとハナコは思うがままに行動してきた

 

 

 しかし今、それが叶わなくなってきている…?

 

 

 私たちはかつて喧嘩をしたその時、自分たちの思うところをお互いに全部ぶつけた

 

 

 タロウは私の気持ちを理解してくれているはず

 

 もう、色々彼に要求したりすることは控えていた

 

 

 

 でも、会いたい旨はよく伝えていたな

 

 

 

 会いたい…タロウもそれは変わらなかった

 

 

 

 

 

 何週間ぶりだっただろう

 

 彼と久しぶりに会えることになった

 

 

 


 私たち2人は



 しばらく会えなかった時間、悶々としたそれぞれの欲求をぶつけ合った



 私の全身から出る愛を彼は吸いつくし

 



 「おまえは俺のものだ」と言わんばかりに




 私も同じ



 激しかった



 優しく暖かい彼の体は



 私を溶かした



 夢中になりすぎてすぐには気付かなかった




 本当に吸われていた(笑)

 

 


 首筋に、キスマーク…



 人目につく所にキスマークを付ける人は、独占欲が強いのだという



 まさに、俺のものにしたかった?タロウ



 彼のもの……
 


 私は、素直に嬉しかった


 キスマークなんて3日もすれば消えてしまう


 ずっとずっとこのまま付いてていいと思った




 “おまえは俺のもの”



 でも



 “あなたは私のもの”



 には絶対にならない……



 私の嬉しさや幸福感は、味わったと同時にいつも苦しみや不安、悲しみでいっぱいになる



 なぜ……?



 それは簡単なこと



 不倫だからだ


 


 本当に、私のこと…好き……?

 

 

 

 

 私はキスマークの存在を帰ってから気づいた

 

 その後のメールで

 

 

 ハ 「微妙な良い場所にキスマーク付けてくれてたね!」

 

 タ 「微妙な良い場所だったの?」

 

 ハ 「そうよ!作業着着ても見えるか見えないかの微妙な、でも見えないよ(笑)」

 

 タ 「見える所にしようと思ってたんだけどね☆」

 

 ハ 「意地悪ね…でも嬉しかったよ」

 

 

 

 タロウは、この日も本当は時間が取れないところを

 

 無理やり都合つけて会ってくれていた

 

 

 

 

 

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