過去の思い出②
この上司は、会社(お店)では周りからとても頼りにされていて、誰からも人気があった。
私は最初この人に嫌われていると思っていた。
自分のことを好きで居てくれるか、嫌いかくらい若い私でも何となく分かった。でも、社員旅行をきっかけにお互いが思っていた誤解?のようなものが解け、いつしか仲良くしてくれるようになっていた。
当然、ただの上司と部下として。
上司は私より一回り以上年上だったはず。
奥さんと、子供が3人もいる、とても子煩悩そうなパパのイメージ。
そんな上司が、車の中、私の隣でニコニコと笑っている
何?と不思議そうな顔をしている私に、上司はキスをしてきた。
えっ…
まだまだ世間知らずで従順だった私は、彼のする行為を受け入れていた
ただ、何も感じなかった。
キスとは、愛し合う2人がその愛を確かめ合う為にする行為だと、今もそう思っている。
当時、私には彼氏が居て、彼とのキスはするだけでドキドキ、感じまくっていた
上司の方が、キスやその他のテクニックは彼より群を抜いていたのは言うまでもない。でも…
あー、そういうことか。
私の説は自分の中ではっきり立証された。
何度もキスをしてきた全てを受け入れた、かなり濃厚だった
キスをしながら、上司の手は私の胸へ下り、そしてベルトに手がかかったとき
あー、これは絶対にダメだぁ。
何も感じないのにこのままいっても…という気持ちと、何より知っていた奥さんや子供の顔が私の頭を過ぎり、私はバッと上司を突き放した
「やっぱり駄目ですこんなこと。早く行きましょう。」
と言った。上司はまた、ケタケタと笑いながら「そうだよな」と言い、車を走らせた。
あわや不倫…
(もうすでにアウトだと思う人もいるかもしれませんが)
この経験からも、私には不倫なんて無理だと、“人のモノ”がするキスを感じない、そんな人を好きになるはずがないと、ずっと思い込んで生きてきたのだ。
ただ、今になって思う。
あそこまで行っといて拒まれたら…もうムスコさんは元気になっていたかもしれないな。ゴメンネ☆
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